今回は、題名にある通り、最近の気になるお城ニュースを5選まとめていきたいと思います。
①新デザインの御城印登場！【姫路城】
新デザインの姫路城御城印 / 神戸新聞HPより姫路城の「御城印」に令和３年２月１日より新デザインが登場しました！江戸初期に城主を務めた本多家の家紋「立葵（たちあおい）」が採用されており、７月３１日まで姫路城出口売店にて入城した方を対象に販売しているとのこと。価格は１枚３００円。
デザインもカッコいい！一刻も早くGETしたいですね（笑）
②謎の出土品、桐紋瓦を追え！【高知城】
桐紋瓦 / KUTVテレビ高知より今から21年前の2000年、高知城三の丸より、ある「瓦」が出土しました。瓦にが「桐の紋章」があり、歴史研究家たちがこぞって注目したそうです。この桐の紋章は、足利将軍家、織田信長、豊臣秀吉など、時の権力者たちが使っていた伝統と格式のある家紋だったからですね。では、なぜこれほど貴重なものが高知で見つかったのか？いつの時代のものなのか？実は、21年経った今でも、詳細は明らかになっていないそうです。天下を取った豊臣秀吉が長宗我部元親に桐紋を与えた説や山内一豊が桐紋を使っていた説など謎は深まるばかり…。
この桐紋瓦は、南国市の県立埋蔵文化財センターに４月２日（金）まで展示されるとのこと。みなさんもぜひ、このミステリーを紐解いてみてはいかがでしょう。
公益財団法人 高知県文化財団 高知県立埋蔵文化財センターHP
③天竜杉の限定御城印が無料配布！【二俣城】
天竜杉で作った二俣城の限定御城印 / 中日新聞HPより令和３年３月８日より、５００枚限定で天竜杉で作った御城印が無料配布されます。ただし、二俣城跡の写真を撮影し提示することが手に入れるための条件となっています。
SDGｓの取組みにも関連のあるFSC認証（「Forest Stewardship Council：森林管理協議会」による認証）された天竜杉の板を使用した御城印であるため、地球にもやさしいですね。
デザインも素敵ですし、何より素材がレアなので手に入れたくなりますね。
詳細は以下のとおりです。
■配布場所
・本田宗一郎ものづくり伝承館
・松野生花店
・光月堂
・遠州菓子処むらせや
■取得条件
・二俣城跡の写真を撮影し、配布場所で提示
■お問い合わせ
・二俣未来まちづくり協議会事務局（浜松市天竜区二俣町二俣１８４ー３２）
☎０５３－９２６－１２４４
④「唐御門」の礎石が出土！【鹿児島城】
鹿児島城「唐御門」の礎石 / 南日本新聞より鹿児島県立埋蔵文化財センターによる発掘調査が進む鹿児島城本丸跡で、表門となる「唐御門」の礎石が見つかりました。礎石は凝灰岩でできており、縦横約６０センチ、厚さは５０センチとのこと。上面に柱が立ったであろう30センチ四方のくぼみがあり、上の写真からも確認できますね。
唐門は唐破風が装飾された門で、有名どころで言えば、二条城や日光東照宮があります。
出土した場所は、明治時代に建てられた第七高等学校の校門のそば。
何年もの時を経て、令和の時代になって遺構が発見されるのはロマンがあって素敵ですね。
その他の鹿児島城跡の発掘調査報告書が鹿児島県立埋蔵文化財センターHPにあります。下に報告書（PDF）のリンク先を貼っておきますね。
『鹿児島県立埋蔵文化財センター発掘調査報告書』(205)「鹿児島（鶴丸）城跡」
永濵功治・阿比留士朗・藤﨑光洋・山崎克之
⑤山開き！「天空の城」【竹田城跡】
竹田城跡 山開き / ８カンテレHPより3月になり、竹田城跡で山開きが行われました。いよいよ春ですね。令和2年度（2020-２2021）は、新型コロナウイルスの影響で、来場者数が昨年度の半数近くまで減少しているとのこと。
令和3年3月27日（土）～4月11日（日）の期間には、「竹田城跡 夜桜ライトアップ」が開催される予定です。竹田城跡といえば、「天空の城」で有名なので雲海のイメージが強いですが、夜桜も見れるとは素敵ですね。詳しくは、国史跡「竹田城跡」公式HPよりご確認ください。
おわりに
以上、【最新ニュース】お城に関する最新情報５選！でした。いよいよ来月から次のシーズンが始まりますね。昨年の不安だらけの空気が思い出されますが、今年は気兼ねなく歴史旅ができるといいなと思います（もちろん感染症対策はしっかりと）。これから各地でスプリングシーズンのイベントが開催されるので、Twitterやブログで最新情報を発信していきますね。
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ではこの辺りで。
